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DIG MY STYLE 第1章~「ジャズ」という名の秘密組織~

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僕自身、このようなジャズの復刻をやっているので、さぞジャズ好きな人間かと思いきや、
実はそれがそうでもない。勿論嫌いなわけでもない。好きで聴く音楽の1つである。
父親が好きで聴いていたが、それを横で聴いていて興味を持ったという記憶はない。
初めて認識したのは、学生時代、父親が江戸時代から3代続いた甘味処をぶっ潰し、銀行の口車に乗ってビルを建て、その最上階でJAZZのライブハウスを始めるという暴挙にでたことに起因する。はじめは一体なんてことするんだろう?と思ったが、しばらくすると、音楽は嫌いではなかったので、時々出入りするようになる。
ロック、ポップスにしか興味のなかった自分にとって、初めて聴いた「峰 厚介」「本田竹廣」「益田幹夫」「辛島文雄」はたまた「鈴木良雄」「山本 剛」etc.といった方たちの演奏は、各々赴きは違いながらも「衝撃」という言葉以外では言い表せないものだった。
JAZZだとか、ロックだとかそんなことはどうでもよくなってしまうほど、間近で聴き、目の当たりにする「生演奏」というものが何ものにも代えがたい「興奮」と「感動」を呼ぶものだということを改めて認識させられたのである。「これがJAZZというものなのか?」とも思った。

自分の中の「興味」の対象として徐々に肥大していった「JAZZ」は、時折気に入ったものを見つけるとレコードやCDを買うという行動をとるまでになっていった。
そんなある時、父親を筆頭に「ジャズ好き」という天下の御旗を掲げた数名の常連客との連合軍にたまたまその場に居合わせた数名のミュージシャンを護衛につけて言い放たれた言葉は「お前は今にジャズしか聴かなくなる」だった。「お前の聴いてるロックだとかポップスなんかより、技術的にも全てにおいて優れているんだから、知れば知るほどそうなるに決っている」とまで言われた。
そして、また「これがジャズというものなのか?」とも思った。
同時に「二度とそんなジャズは聴くもんか」と思った。
「ジャズ」という「ショッカー」に勝るとも劣らない「悪の秘密組織」が自分の前に立ちはだかった瞬間であった。

text by TASCA-T

次回、第2章~敵なのか見方なのか~ でお会いしましょう・・・


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by tascatasca | 2008-12-07 17:23 | DIG MY STYLE