スタッフオススメ情報


by tascatasca
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

スタッフオススメの店 No.004 「G・H nine」

惜しまれつつもさようなら・・・

b0142261_15514725.jpg

東京は上野に1986年(昭和61年)10月に産声をあげた
JAZZのLIVE SPOT G・H nine
この10月で23年目に突入するのを目前に
8月末をもって休業という残念なお知らせが
我々に飛び込んできたのはつい最近のこと。
b0142261_15524644.jpg

b0142261_15533058.jpg

b0142261_15542977.jpg

地上9階からの展望。全体が大理石と鏡で彩られた店内。
手を伸ばせば、演奏中のミュージシャンに手が届きそうな
ステージかぶりつきのカウンター席。
まるでSF映画に出てきそうな、吹き抜けの10階席。

全てが新しかった。
いわゆるライヴハウスが、建物の1階だったり、
地下にあるアングラなイメージを一新していた。

ビルの9階だとなかなか入りづらいという人もいた。
ちょっと高級感が漂っていて敷居が高いという人もいた。
もっと歴史のある、そして今なおその歴史を刻み続ける
JAZZの名店は日本全国に沢山あるだろう。
22年というその歴史が長かったのか短かったのか?
そんなことは一概に言えることではない。
しかしながら、80年代後期から90年代にかけて、
当時のJAZZシーンをリードしていた第一線のミュージシャンが
あれほどひと月のスケジュールに一堂に名をつらねていた
ライヴハウスはそうそうないのではないだろうか?

98年には、あの「ルパン三世」TVスペシャル
「炎の記憶~TOKYO CRISIS~」でルパンと不二子が
打ち合わせをする場面に実名とともにその店内が
そっくりそのまま登場し、しかもステージでは
「大野雄二TRIO」が演奏をしているという1シーンにもなった。
そのとき録音されたJAZZアレンジの数曲に+αで、後に
メインテーマなどが更にJAZZアレンジで追加録音されたことが、
一時期好評を博した「大野雄二TORIO」の「LUPIN THE THIRD JAZZ」
シリーズの始まりとも言われている。
b0142261_15554276.jpg


時は流れ、時代は代わり21世紀へ、
残念ながらエバーグリーンにはなり得なかった名店の
クローズまでのカウントダウンが始まってしまった。
当たり前のことだが、世界にたった1つしかない、
この空間で、その時、その瞬間しか味わえない音と空気を
味わえるチャンスはあと僅か・・・

今一度、足を運んでみてはいかがだろうか?

photo by TASCA-K
text by TASCA-T

G・H nine ホームページへ


TASCA TOPページへ
[PR]
by tascatasca | 2008-07-24 17:00 | スタッフオススメの店