秋山一将5 LIVE at G・H nine 2008.07.24
~「Dr. Rain」アルバム完成記念ライヴ~
前回お伝えしたとおり、G・H nineクローズまであと一月あまり。
ここG・H nineではスペースの関係上、Quartet(4人編成)以上の
プログラムが組まれることは「峰 厚介Quintet(秋山も参加)」以外まずありえない。
秋山一将のリーダーセッションとして5人編成での出演は、
数年前に「Quiet StoRm」として出演して以来、恐らく最後になるであろうこの日、
不覚にも僕とTASCA-Kは少し遅れて会場に到着した。
スタッフに「何曲目?」と確認するとまだ1曲目が始まったところだった。
9階の席はほぼ埋まっていた。最初は一番奥の席についたが、
程なくして別のお客さんが数組来店したので、我々は10階へ移動。
事前の本人(秋山一将)とのメールのやり取りからコンディションが
あまり良くなさそうだということは想像に難くなかった。
ステージの様子からも絶好調ではないことは直ぐにわかった。
アルバムの発売(5月25日)から約2ヶ月後のG・H nineでの
完成記念ライヴであり、もうすぐなくなってしまう観客で埋め尽くされた
この空間でのセッションでもあり、オープン当初からこの場所で
演奏し続けてきた彼の中でどんな想いが交錯していたかなど
僕には到底計り知れないことだが、この日の秋山一将の演奏は
一言で言うなら「彼の様々な想いが『音』に乗り移った素晴しい演奏だった」
と言えるだろう。
この日演奏された曲目は
1st Stage
M-1 AIRPOCKET
M-2 Too Far Away
M-3 31
M-4 Behind America, Made In U.S.O.
2nd Stage
M-1 Wailing Wall
M-2 Freak Wave
M-3 You Are The One
M-4 Spooky
M-5 His Tennessee
(tribute to Oh-Take Chii-Take)
前作「Quiet StoRm live at jazz inn LOVELY」に収録されている
「AIRPOCKET」に始まり、79年に発表された
「秋山一将with NEXT PAGE」名義のセカンド・アルバム
「Byond The Door」から「Too Far Away」、
それ以外は全て「Dr. Rain」から演奏されている。
「NEXT PAGE」というバンド名の通り、秋山一将の音楽性の
新たな1ページを標したセカンド・アルバム「Beyond The Door」。
25年のときを経て発表された「Quiet StoRm」のジャケットはやはり
扉(Door)だった。そして扉の向こうの一番奥には「31」という楽曲の
楽譜が意味深に貼り付けられ、その譜面にいたずら書きのように
記された秋山のスケッチ・・・
そこに描ききれなかった画は最新作「Dr. Rain」のメインジャケットへと
つながっていて、アルバムのトップを「31」という楽曲が飾っている。
(詳しくは「秋山一将ロング・インタビュー」をご参照いただきたい。)
今回のライヴは、約30年にもわたって描き続けられてきた
「秋山一将三部作」ともいうべき一大絵巻の集大成だったのではないか?
そう思っているのは自分だけだろうか・・・。
Photo by TASCA-K & T Text by TASCA-T
G・H nineホームページ
秋山一将ホームページ
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~「Dr. Rain」アルバム完成記念ライヴ~
前回お伝えしたとおり、G・H nineクローズまであと一月あまり。
ここG・H nineではスペースの関係上、Quartet(4人編成)以上の
プログラムが組まれることは「峰 厚介Quintet(秋山も参加)」以外まずありえない。
秋山一将のリーダーセッションとして5人編成での出演は、
数年前に「Quiet StoRm」として出演して以来、恐らく最後になるであろうこの日、
不覚にも僕とTASCA-Kは少し遅れて会場に到着した。
スタッフに「何曲目?」と確認するとまだ1曲目が始まったところだった。
9階の席はほぼ埋まっていた。最初は一番奥の席についたが、
程なくして別のお客さんが数組来店したので、我々は10階へ移動。
事前の本人(秋山一将)とのメールのやり取りからコンディションが
あまり良くなさそうだということは想像に難くなかった。
ステージの様子からも絶好調ではないことは直ぐにわかった。
アルバムの発売(5月25日)から約2ヶ月後のG・H nineでの
完成記念ライヴであり、もうすぐなくなってしまう観客で埋め尽くされた
この空間でのセッションでもあり、オープン当初からこの場所で
演奏し続けてきた彼の中でどんな想いが交錯していたかなど
僕には到底計り知れないことだが、この日の秋山一将の演奏は
一言で言うなら「彼の様々な想いが『音』に乗り移った素晴しい演奏だった」
と言えるだろう。
この日演奏された曲目は
1st Stage
M-1 AIRPOCKET
M-2 Too Far Away
M-3 31
M-4 Behind America, Made In U.S.O.
2nd Stage
M-1 Wailing Wall
M-2 Freak Wave
M-3 You Are The One
M-4 Spooky
M-5 His Tennessee
(tribute to Oh-Take Chii-Take)
前作「Quiet StoRm live at jazz inn LOVELY」に収録されている
「AIRPOCKET」に始まり、79年に発表された
「秋山一将with NEXT PAGE」名義のセカンド・アルバム
「Byond The Door」から「Too Far Away」、
それ以外は全て「Dr. Rain」から演奏されている。
「NEXT PAGE」というバンド名の通り、秋山一将の音楽性の
新たな1ページを標したセカンド・アルバム「Beyond The Door」。
25年のときを経て発表された「Quiet StoRm」のジャケットはやはり
扉(Door)だった。そして扉の向こうの一番奥には「31」という楽曲の
楽譜が意味深に貼り付けられ、その譜面にいたずら書きのように
記された秋山のスケッチ・・・
そこに描ききれなかった画は最新作「Dr. Rain」のメインジャケットへと
つながっていて、アルバムのトップを「31」という楽曲が飾っている。
(詳しくは「秋山一将ロング・インタビュー」をご参照いただきたい。)
今回のライヴは、約30年にもわたって描き続けられてきた
「秋山一将三部作」ともいうべき一大絵巻の集大成だったのではないか?
そう思っているのは自分だけだろうか・・・。
Photo by TASCA-K & T Text by TASCA-T
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by tascatasca
| 2008-07-26 16:02
| Live Report