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by tascatasca
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            「DIG MY STYLE / 秋山一将」絶賛発売中!!
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2007年初頭、僕はビクターから取り寄せた見積書をはじめ、損益計算、運営中のオンラインショップのリニューアル案、「DIG MY STYLE」をはじめとする商品ラインナップなどあらゆる資料を携えて、社長へのプレゼンに臨んだ。
僕の提案内容はおおかた承認されたが、実施する時期や細かなコスト削減については再検討し、夏ごろにリリースできるよう準備するよう指示される。
僕が考えていたよりは時期は遅くなったものの、これで晴れて大手を振って「DIG MY STYLE」の再発を手がけることとなる。
「秋山一将」本人にも喜びの報告をして、ホッと胸を撫で下ろす。

数ヶ月が経過し、季節は冬から春に。さて本格的に準備に取り掛かろうという時になって、突然社長よりマッタがかかる。その時は詳しい理由は聞かされず、約1ヶ月時期を遅らせるよう指示される。

一抹の不安を募らせながらも1ヶ月が経過したある日、社長に呼ばれ緊急のミーティングが行われる。
内容は、現状運営中のオンラインショップの出資者にして、連動したラジオショッピングのスポンサーでもある親会社から、経営状況の悪化を理由に番組の終了、及びオンラインショップの閉鎖を言い渡されたというものである。
必然的に僕の提案したプランも白紙に戻る。

自分ではどうすることも出来ない「大きな力」によって「DIG MY STYLE」CD化はまたしても阻まれる。またしてもと言うのは、これ以前にもビクターはじめレコード会社に対してCD化の提案をするも、ことごとく話は進展しなかったという現実があったからだ。
かなり現実的にコトが動きつつあっただけに、この時は流石に自分の手で「DIG MY STYLE」をCD化するという野望は「完全に終わり」なのだろうと思っていた。

万策尽きて、抜け殻になりながら、季節は春から夏へ、いつにも増して憂鬱なひと夏を過ごしていたある日、旧友TASCA-Kから連絡をもらい、久しぶりに会って一杯やることに。
その席上、彼はいきなり
K「今度、お前ん家の近くに越すことになったから。」
T「近くって一体どの位近いのさ?」
K「かなり近所だよ。歩いて20分圏内だね。」
住所を聞いてみるとホントに近いので
T「マジっ?」
K「あの、うち今さぁ、嫁も仕事してて『晩飯済ましてきて!』なんて当たり前だから、かな
  りの確立で晩飯付き合ってもらうことになるから。地元の店ちゃんと開拓しといて!」

憂鬱な夏が終わり、その年(2007年)の秋から冬にかけて、TASCA-Kの言葉通り、これでもかと言うくらい、地元で2人で呑み明かす。
今思えば少し自棄になっていたところもあるのかもしれない。当然ながら「DIG MY STYLE」CD化失敗の愚痴も何度となくこぼしていた。

ある日のこと、いつものように地元で2人で呑んでいた時、自営業であるTASCA-Kは、
K「俺もさぁ、本業とは別に何か始めようと思ってたんだけど、そのCD化、俺たち2人でや
  っちまうっていうのもあるね。」
と切り出すと
K「片手間って言っちゃえば語弊があるけど、別に本業に支障をきたさない程度に出来な
  いことないでしょう。お互いに。」
T「・・・」
K「うちの会社の中でやるか、別に会社作っちまうかは考えとくから。CD化の手順は俺は
  よくわかんないから、全部お前がやるとして、CD売るためのサイトを作っちまえばいい
  んだな。」
T「本気で言ってんの?」
K「何で?ダメだったら止めちゃえばいいんだから。言い方悪いけど取っ掛かりは軽い気持
  ちでやんないと!やってみないと始まんないでしょ!今度、その前に取った見積とか
  見せてよ。」
T「いや、悪いけど俺は今、金銭的に全然余裕なし。現実的じゃないね。」
K「だから、うちの会社でやることも考えるって言ってるじゃん!なるべくお金かけずにやる
  方法を考えて見りゃぁいいじゃん。それでホントにダメだと思ったら止めときゃぁいいん
  だし・・・」
T「・・・」

呑んだ勢いの上の話に加え、音楽ビジネスに関しては全く事情を知らないTASCA-Kの
発言について、この時、全くもって限りなく全疑に近い、半信半疑。
果たして今後如何なる展開が・・・
text by TASCA-T

次回、
第15章 ~まさかのオンラインショップTASCA誕生?!~ でまたお会いしましょう。

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by tascatasca | 2009-02-27 17:45 | DIG MY STYLE
            「DIG MY STYLE / 秋山一将」絶賛発売中!!
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前回の星加氏との面談?からしばらく経って、ビクターO氏からメールが・・・
『先日の件、担当者には話してあります。連絡先を記載しますので、担当に連絡の上、話をしてみてください』
という文面と共にビクターのライセンス担当S氏の連絡先が送られてくる。

当時、僕の勤める会社では、オンラインショップでCDはもとより食品や雑貨をはじめ、
あらゆる物を雑多に販売し、それをラジオショッピングと連動させるという企画を手がけていた。
そこで社長にかけあい、オンラインショップにおけるオリジナル商品として「DIG MY STYLE」の復刻盤を製作し販売したいと直訴する。

そもそも音楽好きの社長は
「だったら、どれくらいの費用で作れて、どれくらい売れればペイできるのかを調べてもう1回、相談しよう。」
と言ってくれた。

このとき、正直、ほぼミッション・コンプリートを確信していた。

数日後、ビクターS氏に連絡し、O氏、及び星加氏からの紹介でということと、内容について話すと、詳細をメールで送った上、お互いの都合を調整し会って打合せしようということになる。
メールを送る際、秋山一将の「DIG MY STYLE」及び「Beyond The Door」、ネイティブ・サンの未CD化アルバム数点、サディスティックス、MATSURI etc.といったラインナップの状況調査を依頼すると、『調べてみるので少し時間が欲しい』という旨メールが返信されてくる。

1週間が経過する。『時間かかるよな。いろいろ頼んでるから』・・・

2週間が経過する。『ビクターみたいに歴史の古い会社は、データが全てオンライン化されてるわけでもないだろうし、大体ジャケットや歌詞カードがなくて、僕に借りるくらいだから・・・、過去の書類など紐解いていると時間がかかるものだろう』・・・

3週間が経過する。『随分かかるなぁ。相当難航してるんだろうか?』・・・

1ヶ月が経過し、流石に『白ヤギさんたら読まずに食べたんじゃなかろうか?』と思い、S氏にメールを送る「先日、お願いしました件、どのような状況でしょうか?」

程なくして、返信があり
「すいません。少し確認に時間を要しております。もう少しお待ち下さい。」

なるほど、恐らくS氏の先に問題があるのだろう。大きな会社ではありがちなこと。
作業はしてくれているみたいだし、待ってくれと言うのをこれ以上急かすのも、失礼な話。ここは、もう辛抱強く待つよりほかない。

その後、自分で食べちゃった訳ではないので、「さっきの手紙のご用事なぁに?」というメールをだすこともなく、経過すること更に約3ヶ月。

『流石に忘れちゃったりしてんじゃないの?』と思い、今度は電話してみると・・・

「すいません。ご連絡するのをすっかり忘れておりました。来週でしたらお会いしてお話できると思うので、こちらの予定をメールでお送りいたしますので、その中で弊社に来社可能な日程と時間を決めてご返信いただけないでしょうか?」

てなわけで、メールが送られてくる。先方の打合せ可能な日程と時間を見る。
全くあわない。その週は完全に無理。

今度は次週のこちらの予定を送って返事を待つ。
先方からその週はこちらと予定があわないと、また次の週の予定が・・・

このマンガじゃないんだから!とばかりの不毛なやりとりが何度続いたことか・・・
ゴールをチラつかされながら、お預けをくらったようなイライラの募る状況は更にひと月続き、ようやくビクター本社にてS氏と対面する。

S氏によれば、アルバム全曲を丸ごとライセンスするのは、過去にも殆ど事例がなく、仮に会社がOKしてもかなり高い原盤印税率になってしまうため、こちらにあまりメリットがなくオススメしかねるとのこと。加えて、ネイティブ・サンとサディスティックスについてはここ半年~1年以内のビクターからの発売予定があり、不可能。

秋山一将2タイトルとMATSURIについては当面発売予定はなく、結論として特販部でプレスまでしたCDを製品購入するというカタチなら計3タイトルについては取引が可能ということになり、特販部のK氏も参加しての打合せとなり、「DIG MY STYLE」1000枚を定価¥1800(税抜)で販売する予定で、製品購入した場合の見積を出してもらうということで話が落ち着いた。O氏、星加氏からの紹介ということで極力お安くしていただくという方向で・・・。

数日後、ビクター特販部K氏より見積書が届く、あとは僕が社長を説得できるかどうかにかかっていた。このとき既に2007年初頭・・・。

text by TASCA-T

次回、第14章、タイトル未定。また、お会いしましょう。


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by tascatasca | 2009-02-18 15:41 | DIG MY STYLE
            「DIG MY STYLE / 秋山一将」絶賛発売中!!
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かつて世話になったビクターのプロデューサーO氏の紹介で、星加 哲氏と会う。
場所はビクター本社。O氏に紹介されてお互いに名刺交換し、お互いの現状説明をする。
と、ここまではいたってカタイやりとり。無理もない、お互いに初対面な訳である。
星加氏は数ヶ月前にビクターを退社され、フリーのプロデューサーとして相変わらず音楽制作をされているとのことだった。自分も現状を説明し、実家がライヴハウスであること、それが縁で秋山氏と故意にしていること、やはりビクターのディレクターからコンピレーション盤をリリースするため「DIG MY STYLE」のLPの貸し出しを頼まれたことなどを話す頃には、徐々にお互いの表情も硬さがとれて打ち解け始めていた。

星加氏(以下H)
「そうですか。ところで秋山君は元気ですか?随分会ってないけど・・・」

TASCA-T(以下T)
「ええ。毎回体調が万全というわけにはいかないでしょうが、元気にライヴを演っています。」

H「そう。近いうちに是非聴きにいきますよ。」

T「ええ。是非。」

H「『DIG MY STYLE』はねぇ、僕もCD化したいと思ってたけど、ビクターにいる間には実
  現出来なかった。おまけに誰かに貸したまま戻ってこなくて、今、手元にLPもないん
  ですよ。だから僕も是非、CD化してもらいたいですよ。」

T「そこで、ご相談なんですが、アルバム1枚全楽曲をライセンスしていただけるのが理想
  なんですが、楽曲単位の貸し出しはあると思うんですが、アルバム丸ごとっていうのは
  、現実的に可能な話でしょうか?」

プロデューサーO氏(以下O)
「どうなんだろう?今、うちもいろいろうるさいからねぇ。勿論、我々の紹介っていうことで話
すにしても、簡単にOKするかねぇ。」

H「大丈夫じゃないかな。以前、僕の仲介で何タイトルか、そういうやり方したことがあった
  と思うよ。」

O「そう? じゃぁ、ライセンスの担当と話してもらえば良いってこと?」

H「うん。多分ね。ところで今は誰がやってるの?」

O「うん。女性の担当者だけど結構やり手でねぇ。」

といいつつ辺りをぐるっと見渡すO氏・・・

O「今、いないみたいだね。わかった。話はしておくから、後日その担当の連絡先をメール
  で送るから、連絡とって会って話してみてよ。ただ、今の時点で絶対OKとは言えない
  けど・・・。ことのあらましと、我々からの紹介だってことはよく言っとくから、交渉してみ
  てよ。」

H「他にも何か出来ることがあったら言ってください。協力しますから。」

T「ありがとうございます。」

メインの話もひとしきり終わり、時間も時間だし、腹も減ったからということで、近くで一杯やりながら談笑が始まる。

昨今の業界話に花が咲き、ちょっとお腹も落ち着いてきたとき、僕が持参した「DIG MY STYLE」のLPを手に取った星加氏が(ご本人は覚えていないかもしれないが)・・・

「この当時、いや、今でも『渡辺香津美』っていうギタリストは確かに凄いんだけど、人気も含めてね。秋山君、いや一将のギターはさぁ、全然別物なんだよね。ココが(自分の拳で胸をたたきながら)、ハートがあるでしょ。」

と微笑みながら言っていたのが印象的だった。

その後、僕の実家のライヴハウスの「秋山一将」の出演予定を確認し、O氏と星加氏が揃って登場し、星加氏と「秋山一将」は約10年ぶりの再会を果たす。

記憶が多少曖昧ではあるが、この時既に僕が「秋山一将」本人と「DIG MY STYLE」をCD化したいという話をしてから3年近い月日が経過していたと思う。

text by TASCA-T

次回、第13章、タイトル未定。 近いうちにまた、お会いしましょう。

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by tascatasca | 2009-02-10 19:40 | DIG MY STYLE

NOTICE!!

               エルクワゾLIVE迫る!!
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詳細はコチラ2月8日(日)赤坂グラフィティ。お見逃し、お聴き逃しなきよう!!

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by tascatasca | 2009-02-05 11:02 | スタッフのつぶやき